皮膚ガスってご存知ですか?
Wikipediaによると……
皮膚ガスとは、体表面から放散される揮発性物質の総称であり、その一部は体臭として知覚される。呼気や腸内ガスと同様、生体ガスの一種である。皮膚ガスの種類や放散量は、ヒトの身体的・生理的状態、疾病の有無、生活行為や生活環境によって変化する。皮膚ガスは非侵襲・非観血的に測定でき、被験者の同意を得られやすい、血液などを採取することと比べると感染症の恐れが低いことなどの利便性から、皮膚ガスから得られる生体情報を疾病の予防等に活用する研究が行われている。
皮膚ガスは、エネルギー基質(糖質、脂質、タンパク質)の代謝物、呼吸や食事などを通じて体内に取り込んだ外来因子(外来性物質)、皮膚表面における生物的・化学的反応生成物などから構成される。皮膚ガスを放散経路で分類すると、血液由来、皮膚腺(汗腺・脂腺)由来、表面反応由来に大別される(東海大学理学部・関根嘉香教授の分類に基づく)。
- 血液由来
- 血中の成分が揮発して直接皮膚から放散する経路。血管の分布や血液循環との関係が深い。例えば、脂質の代謝によって生成するアセトンはこの経路で放散される。
- 皮膚腺由来
- 汗腺や脂腺など皮膚腺を通じて放散する経路。皮膚腺由来成分の放散量は発汗や皮脂の分泌に伴って増加する。血中の成分が汗腺を経由して放散することもある。
- 表面反応由来
- 汗や皮脂の成分が常在菌や過酸化物の作用によって揮発性化合物に変化し、皮膚表面から放散される経路。従来「体のにおい」は、汗や皮脂に対する皮膚常在菌の作用によるものと思われてきたが、皮膚ガスの観点から見れば放散経路の一つに過ぎない。
先日、テレビ番組で体臭の特集の中で皮膚ガスについて取り上げていたので半分くらい観ました。
お酒を飲んだり、ニオイのきつい食べ物を食べた後、口臭も出ますが 体中の毛穴からも【皮膚ガス】と呼ばれるニオイが出ているそうです。
私のことじゃない?!
皮膚ガスがひどくなったやつ!?
術後臭って皮膚ガスに似てる。
勤めていた時、会社に着く前からストレスがすごくて 動悸は速くなるわ、冷や汗は止まらないわ、
おまけに だだっ広ぉ〜い80mのフロアで20mくらい先まで 悪臭を撒き散らしていました。
(20m離れた所に座っていたパーテーションで区切られただけの他の部署の人にここまでニオイすんのかよ〜!と叫ばれたことがあります。)
風もない建物の中で20mてすごいですよね。
一体、身体で何が起こっているのやら…..
こんなに研究材料になりそうな人種なかなかいないと思うので 特集番組に研究者として出ていた研究室にコンタクトとってみようかな、とか思いました。